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Channel: 旧車(クラシック カー)のレストア日記 と 国内旅行
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ジャガークラブの集まりに参加

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 前々から一度は参加してみたいと思っていたジャガー・デェイムラーオーナーズクラブの集まりに行ってきました。


 参加車両はセダンタイプのXJ系が多かったのですが、ジャガー以外にも魅力たっぷりの車も参加していました。

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マセラッティ

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フェラーリ

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ベントレーとロールスロイス

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 参加された方の中には何台ものクラシックジャガーを持っておられる方もいる様でしたが、クラシックカーでの参加は私とマークⅡの数台でした。 持っておられるなら乗ってこられると良いのになァ~~~。



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ポケバイ, ギアーボックスのメンテ

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 先日開始したポケットバイクのレストア、どうやらレストアとはほど遠いものになりそうです。

 と言うのはバイクの本体とも言うべきフレーム等のクロームメッキがすっごく高く、ある会社ではおおよそ10万との事。 乗る事が出来ず、ディスプレイのみのポケバイが10万以上で売れるとは思えず、売る気も無いが価値判断として10万掛けるのはどうかと思う。 

で、フレームの仕上げをメッキから塗装等に変更したらやっぱりレストアとは言えないよねェ~~~

 

 と言う事で、フレームの仕上げをどうするかもんもんとしながらも、メンテは進めようと今回はギアーボックスのメンテを行いました。


 所で、私はバイクの素人。 バイクの専門家が使っている部品の名称は全く分りません。
従って、4輪車の部品名から推定して私が勝手に部品名称を付けて記事を書いていますのであしからず。




 ギアーボックスはエンジンの横に付いています。

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で、ボックスのカバーを外すとオートクラッチと減速ギアーが入っていました。

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 で、ギアーボックスのカバーとベースをポリッシュしピカピカに、またガスケットも製作。
 ギアーボックスのポリッシュは、サンドペーパーの120番から2000番迄8段階掛けて細かい物にし最後に2段階のポリッシュ剤を使いました。 全て手磨きですので指の爪が無くなりました。 指の爪がのびる迄次の作業はお預けです。
 オートクラッチのシューやギアー等は摩耗も無く良好でした。 

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 ガスケットの製作はサンプルが無い為、カバーから紙ですり出し形状を取り、市販されている0.5mmのガスケットから切り出しました。
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 所で、今回大失態をしてしまいました。
上写真の赤矢印部のネジだけは左ネジだったのです。 そうとは知らずナットを緩め様と反時計方向に頑張って回してしまいました。 左ネジの反時計方向はナットが締る方向で、結果ナットのネジ山が坊主になり再使用出来なくなってしまいました。
左ネジのナットなど近くでは販売していません。 ネット販売では10個・100個単位の販売です。 困ったなァ~~~。 まァー ♪その内なんとかなァ~るだろお~♪


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雨の中、 サクラ オートヒストリー フォーラムに Eタイプで参加

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 5月11日、千葉県佐倉市で行われた サクラ オートヒストリー フォーラムに ジャガーEタイプで参加して来ました。
 昨年も参加申し込みをしておきましたが、以前記事に書いたリアーサスペンションからのコトコト音の発生に伴い欠席してしまいました。
リアーサスペンション異音の記事  http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2012-12-02

で、今回は事前に雨が予想されていた物の2回連続欠席ではと思い、無理をしてでも行こうと決めていました。


 早朝自宅を出発しましたが、首都高速の葛西ジャンクション付近から雨が降り始め、千葉県市川市付近からは本降りに。 会場の佐倉市迄雨の中。 レストア完了後初めて雨の中を走行しました。


 会場では雨の為欠席車両が多数。 特に外国車関係はガラガラでした。

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 参加車

初代サニー (B10) 今回唯一の女性参加車
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初代シルビアとトヨタS800
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シトロエン 2CV, イセッタ と メッサーシュミット
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ボルボ アマゾン,トライアンフ スピットファイアー,ジャガーEタイプ
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 で、会場となった 「DIC川村記念美術館」 は美術館もさることながら ”緑豊かな公園” といった感じで散策するには非常に良い所です。

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 次回は参加車の中から気になった車をピックアップし、記事にしてみたいと思います。


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サクラ オートヒストリー フォーラムの参加車  ビュイック と グロリア

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 5月11日に行われたサクラ オートヒストリー フォーラムの参加車の中に気になる車が何台かありました。


 その中で私の目をひいた1台は下写真の ビュイック エレクトラ 225 1959年型

 ビュイック エレクトラの名前では1959年から1990年頃迄作られていた。 中でも今回展示されておられた225型,1959年型は当時の最高級モデルで、ともかくでかい車。 全長が 225インチ(実寸5.725m)だった事から225型となった。  ちなみに私の Eタイプは4.45mしかない。

 で、この車のテールフィン、でかくて迫力満点!!!

 子供の頃、近くの米軍基地で良く見かけた 「すっごくでっかくてカッコいい車」 と記憶している。
このテールフィンは当時のシボレー等GM車が際立って大きく、アメリカの消費者団体の追及に合い(多分フィンの張り出しが危険と言う事か?)2・3年で姿を消してしまった貴重なデザインだ。

多分オーナーさんもこの大きなフィンが一番気に入っているのでは。

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 気になったもう一台はニッサン グロリア 1970年型
 
 今回参加されておられた グロリアは1967年~1971年の間に作られた3世代目のグロリアです。
この3世代目は、プリンス自動車と日産自動車が合併する前からプリンスが開発を進めてきた車で、プリンス自動車最後の独自開発車といえる。
 縦目(ヘッドライトが縦に2つ)は同時期に作られた日本初のリムジン 「日産・プリンスロイヤル(ほぼ皇室専用車)」 とも共通するデザインである。

グロリアのフロントビュー
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日産・プリンスロイヤル
(写真はウィキペディアから http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB

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グロリアのリアビュー

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 下写真は以前青梅市のクラシックカーショーに参加した時の物で 2世代目グロリア(手前)と3世代目グロリア(奥)です。
 
 2世代目グロリアのフロントビューやリアービュー,モールの取付け等最初のビュイックと共通するイメージのデザインだった。
 又、グロリア 3世代目の縦目は、アメリカでフォード フェアレーンやポンティアック等に採用される等 1966・1967年頃アメリカでも流行っていた。

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佐倉惣五郎と東勝寺 (宗五霊堂) , 佐倉宗吾旧宅

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 5月11日に サクラ オートヒストリー フォーラム に参加して来ました。

 下総の国印旛郡生まれの私にとって 佐倉と言えば ”佐倉惣五郎」 でしょう!”

 と言う事で、5月11日は雨だった事もあり フォーラム に参加後一泊し、佐倉宗吾霊堂の 「東勝寺」 等を見学してきました。
佐倉惣五郎は 「木内宗吾様」 や 「宗吾様」 と言ったりしますが同じ人の事。 惣五郎はりつけの200年後に歌舞伎 「東山桜荘子(ひがしやまさくらのそうし)」 で 「惣五郎物語」 がほぼ確立。
最近では 「佐倉義民傳」 として松本幸四郎さんや中村勘三郎さんが演じています。

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東勝寺  
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8B%9D%E5%AF%BA_(%E6%88%90%E7%94%B0%E5%B8%82)
佐倉惣五郎伝説 http://www.rekihaku.ac.jp/about/books/1.html
宗吾霊堂サイト http://www17.ocn.ne.jp/~sougorei/

 
 佐倉惣五郎は四代将軍 徳川家綱公(1641~1680年)の時代の人で、歌舞伎や言い伝えでは、

 下総の国印旛郡公津村(現在の千葉県成田市)の生まれで、当時の佐倉藩主 堀田正信公は江戸詰となり、実質藩を治めていた家老の悪政・重税に領民は苦しんでいた。
(惣五郎家の現当主の話では田畑の税は勿論 農具のくわ等にも税が課せられ 結婚時は婚姻税迄あったそうです。)
 その為百姓領民は一揆にはやったが、佐倉藩の名主衆が協議しまず佐倉藩重役に減税を願い出たが聞き入れられず、江戸の堀田正信公の上屋敷に願い出るも門前払い。 ついに将軍家側用人久世大和守広之公に駕籠訴したが却下された。
 そこで最後の手段として 1652年12月、惣五郎は妻を離縁し、船の渡し守甚兵衛の手を借り印旛沼を渡り、江戸上野の寛永寺を参拝中の四代将軍徳川家綱公に直訴。 直訴は取り上げられ佐倉藩の重税は軽減、領民の暮らしは改善された。
 しかし当時直訴は重罪で惣五郎は佐倉藩に引き渡され、1653年8月惣五郎の子供4人は惣五郎の目の前で打ち首、惣五郎ははりつけとなった。


 その100年後、佐倉藩主堀田正亮公が 当時の悪政の反省に立ち惣五郎に「宗吾道閑居士」の法号を送り惣五郎は 「宗吾様」 と呼ばれるようになった。
 140回忌には堀田正順公が「徳満院」 の院号を送り石塔を立てたそうです。 更に1806年堀田正時公からは宗吾様の子孫に田高(でんたか)5石を与えたそうです。


 私の記憶していた「惣五郎物語」は、多分親から教わったり地方回りの役者の演劇等でいつの間にか覚えた物で、年号等は別にほぼ今回東勝寺等で見聞きした物と同じであった。

 とは言え、史実で確認されている事は当時の名寄せ帳に 「惣五郎がいた」と言う事だけ。
下総の国印旛郡生まれの私としては上記が全て史実として確認裏付けられて欲しいと願っています。


東勝寺 仁王門
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佐倉惣五郎とその子供4人のお墓
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東勝寺、仁王門を入って本堂をのぞむ
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東勝寺内、宗吾霊宝殿
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宗吾霊宝殿内には蝋人形66体 13話で惣五郎がはりつけられる迄の物語を再現している。
写真はその第1話 家老の贅沢三昧 (館内は撮影禁止で、1話のみ外から撮影)
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 次に惣五郎旧宅へ
 旧宅の現当主によると、惣五郎は6人のお子さんを持ち、はりつけ時長女と次女は嫁いでいた。
惣五郎とその子供4人が処刑された事で後継ぎが無くなり、長女は嫁ぎ先でご主人を亡くしていた為、惣五郎宅に戻り家を継ぎ、婿養子をとり現在迄続いているとの事。

惣五郎旧宅
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ポケットバイク, スターターのメンテ

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 五月初め、約一週間かけてギアーボックスをポリッシュした結果サンドペーパーで指の爪が摩耗指が痛い程になってしまいました。 と言う事で、ポリッシュは一時中断し今はスターターや発電機のメンテに取り組んでいます。

 ギアーボックスのメンテ記事
     http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

 私のポケバイは古いものなので、スターターは手動式です。
 下写真の様にレバーを引いてエンジンを回し、エンジンを始動させるタイプです。

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 で、スターターの付いているカバーを外し、構造を確認したがドラムの中は見えず、

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 強引にドラムを外した所、ドラムに隠れていたレバーを自動で戻す為のスプリングがバラバラになってしまいました。 あーァ! スプリングがどの位張っていたか全く分からなくなってしまいました。

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 ドラムやスプリングの作動部分に新しいグリースを塗り、スプリングは数時間格闘のすえやっと写真の様にスプリング単体でドラムに戻しました。
 スプリング戻しは経験者なら5分位の所でしょうが、なにぶん初めての作業、試行錯誤の連続でした。

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 最後に、スターターケースの外側の塗装剥がれ部分を磨き平滑にして真っ赤に塗装。
完成したのが下写真です。
頑張ったわりには、毒々しい程の真っ赤になった他は変わり映えしませんでした。

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ポケバイ, エンジン本体のメンテ

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 今回はエンジン本体のメンテをしました。


 エンジンは2サイクルエンジンです。

 車やバイクはほとんどが4サイクルエンジンで、下記の4工程をエンジン2回転で行います。
   吸入 → 圧縮 → 爆発(スパークプラグで点火) → 排気

 所が2サイクルエンジンはこの4工程を1回転で行ってしまう物で、ピストンが上昇している間に吸入と圧縮を行い、圧縮された混合気が爆発してピシトンが下降している間に排気を行う。
 (これ、言葉は簡単ですが4サイクルにしか接していなかった私にはイメージできない!!??)
 2サイクルは構造が簡単ではあるが、燃焼効率や排気ガスに難があり、今は車やバイクから姿を消してしまい、芝刈り機やチエンソー等小型軽量でハンディな機械にだけ生き残っている。


下写真はシリンダーを分解した所ですが、吸・排気用のバルブ機構が無く、シリンダーはコップの様な物。 シリンダー側面に吸・排気用の穴が開いています。

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 シリンダーやピストンを清掃
シリンダー内壁は擦り傷が多く深いが摩耗迄には至っていない。 エアークリーナーをしっかりしないと!
 (エアークリーナーの無いソレックスキャブやウエーバーキャブを付けた車をよく見かけますが、こんな傷になるのだろうなァ~ なんて思ったりして。)

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 で、組立てにむけてガスケットを製作
型紙はシリンダー用の穴を開けて転写しガスケット用紙に貼り、穴あけと外周をカットし完成。
 
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 今回は友人からコンパス形のカッターを借りてシリンダー穴の加工をしてみました。 簡単で綺麗に穴が開き便利で使いやすかったですよ。 

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 組立ては? 分解は簡単でしたがピストンリングをシリンダーにどう嵌めるの???
シリンダーヘッドが無いので一般に使われているピストンリングコンプレッサーが使えません。

 ジャガーEタイプのピストン組立て記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-05-27

 で、シリンダーのスカート部に切り込がありました。 ここかと思いクランプをセットしてみると。
大正解!  ピストンリングのセット位置も確認できる様に加工されていました。

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 最後にエンジン全体を結構真面目に清掃し、スターター裏をポリッシュして完了。

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 2サイクルエンジンは本当に簡単な構造。 
バイクや農器具等を整備している方には極当たり前の構造や整備でしょうが、私にとっては初めて見る機構ばかり。 興味津々でメンテしています。


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ポケバイ, 発電機と点火装置のメンテ

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 エンジン本体が完了しましたので、次は発電機。


 下写真が発電機で、マグネット(永久磁石)付きのローターはエンジンのクランクシャフトに直接組付け、固定コアー(鉄心)はイグニッションコイルと共にケースに付けています。 で、ケースをエンジンに組付けると下写真の様にローターとコアーがセットされ発電機になります。

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 全体を清掃しケースを塗装した後各部品を組付け、ケースをエンジンに組付けた後、磁石の付いたローターと固定コアーとの隙を調整します。


 ここで経験の無い私、ローターと固定コアーとの隙をどの位にするか分りません。
で、近くの農機具屋さんに確認。 彼は 「名刺一枚」 名刺を挟んで調整するとの事!
私; 「名刺には厚い物薄い物があるが?」   彼; ・・・・・・
で、私; 「0.2~0.3mmですかね?」       彼; 「そうだな」

 と言う事で、昔頂いた名刺の束から厚い物,薄い物の厚みを測定してみると、やっぱり
厚い物は0.45mm 薄い物で0.25mm 更に薄い物もありましたが0.25mmでセットする事に。

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 所で、点火装置の大事な部分 ポイントは発電機のローターの奥に付いています。
 2サイクルエンジンの為点火はエンジン1回転に1回、ポイントをエンジンのクランクシャフトに付け、ポイントを開くカム山は1山です。 ポイントの隙は0.7mmだったのでそのまま組み付ける事に。

 尚、自動車の様な点火時期の進角調整装置は見つからなかった。 多分ポイントユニットを止めているネジを緩め回すのだろう。
ポイントの隙や進角はエンジンを動かして様子を見たいと思います。

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サンドブラスター(錆取り機)のメンテ

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 ポケットバイクの部品の錆取りをする為サンドブラスターのメンテを行いました。


 サンドブラスターは、ジャガー E タイプのレストアが終わった事で、錆取り作業が必要無くなり、車庫の屋根裏にしまっておきました。 レストアの最後の頃にはゴム製のグローブが劣化し軍手をはめてのブラスト作業となっていた。

ゴムの劣化と摩耗ですり減り、クチャクチャになり穴だらけのグローブ
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 実は私のサンドブラスターは、アメリカにいた時にDIY工具の専門店 ”シアーズ” から購入した物で、ブラスターガンのノズル等消耗品はアメリカの製造メーカーから購入していた。
 しかしグローブの様な汎用品は日本でも購入できるのではと思いネット検索。 私のブラスターに合うだろうと思われる物を、自動車整備用具店の ”ストレート” から大きさ60cmの物を購入してみた。
ストレートのホームページ http://www.straight.co.jp/

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 で、グローブを取付けるカバーの錆を取り塗装しして、グローブを取付け。
 ”ストレート” のグローブはぴったりでした。

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ジャガー Eタイプの冒険 有明会に参加

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 私の Eタイプは何度か記事にしている様に一昨年11月、八王子のクラシックカーパレード中にエンジンがオーバーヒートしたのを皮切りに、エンジンとエンジンルームの温度コントロールが思う様に出来ていません。

 今年2月末には3度目のエンジンクーリングファンの容量アップを行いました。
しかし、夏に走ると言う事は何時オーバーヒートするか、エンジンが焼き付くか不安が一杯で、私にとっては大冒険なんです
 3月のクーリングファンの記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-03-02


 不安が一杯とは言え、冒険をしてでも試してみなければ冷却効果を確認する事は出来ません。
で、先日の日曜日(6月9日)、東京 お台場の船の科学館で行われた旧車好きの集まり 「有明会」 に参加してみました。  (船の科学館は閉鎖中で正確には船の科学館 駐車場)


 結果 渋滞が無かった事もあり、走行は順調その物。 エンジン温度の上昇もなく、又、電動クーリングファンも断続的に作動し、極一般的な走りとなりました。

渋滞に遭遇したらどうだったろうか? まだ冷却不足なのかなァ~? もう少し確認を継続しよう。




 で、有明会は色々な旧車が参加しておりました。

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オペルGT1900,ジャガーEタイプ,アルファロメオ アルフェッタGTV,VWタイプ181
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オペルGT1900のインストパネル
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 有明会は、毎月第2日曜日10時頃船の科学館駐車場に三三五五集まって、旧車好きの方々と雑談をし、三三五五解散されるいたって自由な集まりでした。 勿論参加申し込みや参加費用もありません。

 又、駐車場から船の科学館を挟んで海側には宗谷も停泊し、見学もできます。
家族で来られ、お父さんは駐車場で旧車談義、奥さんや子供達は宗谷等を見学するのもいいかも。
楽しい1日でした。

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今回は海王丸も停泊していました。
下記は日本の帆船情報のページです。 このページの右側に各船ごとに現在何処にいるか位置を表示する「位置情報」ページがあります。 このページで現在位置を確認し 優雅な帆船 を見に行くのもいいかも。 
http://www.kohkun.go.jp/nipponmaru/index.html

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ジャガー Eタイプ, バックウインドーの雨漏れ修理

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 5月11日雨の中 サクラ オートヒストリー フォーラムに参加した所、バックドアーのウインドー周りから雨漏れする事が判明した。

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 雨漏れは、ガラス下端の真下のトランクフロアーに漏れた水がたまっていた事、又、バックドアーの中にも漏れた水がたまっていた事等から、ウインドーのウエーザーストリップとバックドアー本体の間から漏れていると推定。

修理は、ウインドーのモールを外し、ボディの塗装面が傷つかない様にマスキングテープを貼り、

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竹ベラでウエーザーストリップをまくり上げ、シール剤を流し込みました。

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今回使用したシール剤は、日産の販売店で購入した下記写真の物です。

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 最後は余分なシール剤を拭き取り、マスキングテープを剥がし、シール剤が固まる様にと5日間程放置した後、モールを取付けて完了。
モールの取り付け方は下記のページを参照願います。
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2010-06-06

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 今回はウエーザーストリップとバックドアー本体の間にシール剤を追加しましたが、これで雨漏れが止まればいいのですが?! もし止まらなかったら次回はウエーザーストリップとガラスの間にシール剤を入れてみようと思います。
 (一度にバックドアー本体側とガラス側をシールすれば、雨漏れ再発の心配は少なくなるのですが、一つひとつ対策し、はっきりした原因を知り経験を増やしていきたいと思っています。)



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E タイプはレストア完了。 しかしまだまだ改良をしますので、ここをクリックし、引き続き応援をお願いします。

ポケバイのフレーム塗装

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 以前書きました様に、ポケバイのフレーム等メッキ部品を全て再メッキすると約10万円との事。
    http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10

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 で、大半の部品はメッキを諦めて塗装にしました。

 塗装するにあたって、クロームメッキされていた部品のメッキを剥がして頂きました。
 (メッキ屋さんは剥がすだけの作業はしたくないのか、「メッキの上からでも塗装が出来ます」 等と言っていましたが、メッキの上から塗装すると爪でもペロペロ剥がれてしまいます。)

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 下写真はフレーム本体のメッキを剥がした状況です。 クロームの輝きが全くなくなりました。

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 で、ジャガー Eタイプでお世話になったカチオン塗装屋さんに黒色塗装をお願い致しました。
下の部品の塗装代が約1000円。
 スプレー缶で塗装すると3缶位は使うと思われるので、半値以下 1/3位か。 しかも錆や塗装剥がれに対しては比較にならない程の高品質。 フレームはパイプの中まで塗装されています。

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 尚、メッキを剥がした部品の内、フロントフォーク(下写真)やハンドルはクロームメッキにする予定。
以前ジャガー Eタイプの小さな部品をポリッシュしましたが、今回は比較的大きな部品を私がポリッシュしメッキに出して、少しでも経験を積んでみたいと思っています。
以前のメッキ前ポリッシュの記事  http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-10-29

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ポケバイのブレーキ ローター製作

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 今回はポケバイのブレーキ ローターを製作してしまいました。

 ポケバイのブレーキは下写真の様にリアーホイールの所にデスクブレーキが1つだけ。
 ローターは錆びていました。

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 で先日、メッキ屋さんにフレーム等と共にクロームメッキを剥がして頂きました。

 ローターは予想以上に錆が深く、サンドペーパーでの錆取りを試みましたが、ローターの材質が硬く、全くと言っていい程表面を削り取る事が出来ません。 そこで手持ちの2mmのステンレス板で製作する事に。

 従来付いていたローターの厚みはは2.34mm錆取りの為に片面 0.1~0.2mm、両面で0.3~0.4削ると、在庫のステンレス板2.04mmとほぼ同じ厚みになってしまう。 何よりメッキ等ローターの錆の手当をしなくてすむ。

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 製作は、まずステンレス板に内径やボルト穴位置・外径をケガキ、ドリルで穴あけ、外周をサンダーでカットと研削。 最後はドリルにセットして円板を回しながサンダーで削り、真円に仕上げました。
(すいません。 何時もの事ながら作業に夢中になり写真を忘れました。)


 出来あがったローターを中仕上げと言う180番の 「消しゴムタイプの砥石」 で磨き完成。

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 で、今回初めて使用した 「消しゴムタイプの砥石」 が下写真です。
近くのホームセンターで購入した物は中仕上げ用ですが、「荒仕上げ」 「上仕上げ」用もありました。

 手作業の場合、表面の削り具合はサンドペーパーの方が 「いかにも削れている」 と言う感じですが、消しゴムタイプは手になじみ非常に使いやすい 「便利グッツ」 の1つと言えます。
薄い錆(深くない錆)や汚れでしたらこの消しゴムタイプで綺麗に簡単に落とす事が出来ます。

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やっと再開出来た 東海道五十三次 (三島宿~沼津宿)

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 顎下腺癌の治療を終え、体力回復にと2009年12月、東海道五十三次を日本橋から歩き始めました。 で、2010年11月箱根の関所(芦ノ湖)に到着。
 日本橋からの初回の記事
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-12-16
 箱根関所に到着の記事
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2010-11-18
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2010-11-22


 所が、2011年2月Eタイプのリアーバンパー取付け時無理をし過ぎて ”椎間板ヘルニア” になり、左足くるぶし付近から下がシビレ、ほとんど歩けなくなってしまいました。
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2011-02-22

 その後、病院でのストレッチ等で2011年末には15分程度歩ける様になり、今年初めには足のシビレもほとんど無くなり、何とか普通に歩ける様になりました。

 で、今年初めから ”東海道五十三次” を再開したいと思いながらも横着心が先に立ち、「やれ天気が悪い」の「〇〇があるから無理」等と自分で出来ない言い訳を作って延び延びに。
 今回は「天気が悪かろうが行く」と決断。 やっとの事再開にこぎつけました。
とは言え、足が相当衰えていると思い、一挙に芦ノ湖からの箱根下り15km以上は無理と判断し、平地で距離の短い 「三島宿~沼津宿」 を先行する事に。



 で、下記の方のホームページから印刷した地図を頼りに再出発です。
       http://nonbiritabi.edo-jidai.com/toukaidou/doucyuuki_12.html


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 7月3日朝7時頃に家を出て、9時50分にJR東海道線三島駅に到着。
駅から20分弱で今回のスタート地点 ”世古本陣跡” に到着。

 やっと再スタート地点に立てました。
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 少し歩くと源兵衛橋に到着。 桜模様が彫り込まれた凝った橋ですが張り紙が多く、橋を作られた方は嘆くだろうなァ~等と思いながら奥を見ると黒い籠が!
もしやと思い覗くと ”うなぎ” です。 橋の脇はうなぎの 「桜屋」 さんでした。

blogDSCN1405_edited-1.jpg blogDSCN1407桜屋.jpg


 145号線に沿い清水市加屋町に入り、秋葉神社にある 「西見付け」 を見て、更に少し歩くと千貫桶があるはずでしたが見つけられず、清水町に入って「常夜燈」の公園で一休み。
 常夜燈は1846年、村の人々が防災の願い込めて作り、平成13年(東海道400年記念)に今の位置に移設されたそうです。
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 更に歩くと、江戸日本橋から29番目(113.2km)の 「伏見一里塚」が見えて来た。 
京都に向かって左が昭和60年に復元された宝池寺一里塚、右が昔からの原形を留めている玉井寺一里塚です。
左の宝池寺一里塚                     右の玉井寺一里塚
blogDSCN1414_edited-1.jpg blogDSCN1413_edited-1.jpg



 更に少し歩くと今回の旅で最も期待していた 「八幡神社」 の看板が右側に見えて来た。
    八幡神社のページ  http://www.inarijinja.com/yahata/
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 八幡神社境内
写真中央の茅の輪は 6月30日に製作・お祓いした物で、今年前半の厄をはらう 「茅の輪くぐり」 なのだそうです。 私はこの様な伝統を知らなかったので珍しく、くぐりお参りさせて頂きました。
茅の輪は数字の 8の字 を描く様にくぐるのだそうです。 良い伝統を知る事が出来ました。
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 八幡神社内の対面石 
 1180年10月、平家の軍勢が富士川付近まで攻め寄せて来て、源頼朝が鎌倉から出陣、奥州からかけつけた義経と対面、源氏再興の苦心を語り合い涙した時に座った石だそうです。
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 更に歩き、右の西友を過ぎた所で380号線を外れ、狩野川沿いに歩くと、沼津一里塚。
この塚の所には1200~1300年前に玉類を磨いたと言われる玉砥石が2つありました。
石の緑矢印の所に縦に直線状の溝があり、この溝の中に玉を入れ磨いたと思われています。
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 380号に戻り、少し歩き再度380号から外れ 「川廓(かわくるわ)通り」 に。 ここは沼津城の外側の通りとなります。
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 更に地図に沿って歩き今回の終点、沼津宿の基点に到着。
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 やっと再会できた東海道五十三次。 黄瀬川付近で雨に降られた物の何とか完歩出来ました。
地図では 約6km となっていましたが、寄り道等で歩数から推定すると 10km弱かと思います。
 今回の歩数は世古本陣から沼津宿迄で 14000歩
 自宅から帰宅迄  約20000歩

 若干足のしびれはあるのかな? 普通かな?
ともかくそれほど大きな異常は無く、10km位は充分歩けるようになった様で、もう一度くらい平地を歩いてから箱根下りをしようかと思います。

 

 で、ちょっと遅くなった昼食は、歩き始めにうなぎを見てしまった事もあり当然 ”蒲焼” を中心に。
沼津駅近くの昭和2年創業 「とりう」 で 「かば焼きと釜めしのセット」 を。

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ジャガー&ディムラー オーナーズクラブに参加 XJ-Sの紹介も加えて 

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 暑い夏の始まりの日にジャガー&ディムラー オーナーズクラブに参加してきました。

 この暑さでは、Eタイプで渋滞にあったらたちまちオーバーヒートかも。

 で、今回は近所に住む方のジャガーの最新スポーツカー ”XKR” に同乗しての参加でした。

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 会場は東京 お台場の船の科学館駐車場でしたが、炎天下で暑くやむなく隣りの 「日だまり広場」
の駐車場に移動、 木陰でのミーティングとなりました。

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 で、今回はジャガー ”Eタイプ” の後に発売されたスポーツカー ”XJ-S” を簡単に紹介します。

 XJ-Sは1975年に Eタイプ の後継として発売されたが、デザインがEタイプとは大きく異なる事やジャガーのスポーツカー開発で進めて来た名称 Cタイプ→ Dタイプ→ Eタイプ から離れ、セダンの名称 ”XJ” のスポーツタイプという印象が強い ”XJ-S” になった。 この為Eタイプの後継と言うよりは、当時 「ジャガーが提案した新たなスポーツカー」 と思われている方が多いのでは。

 ジャガーの会社とEタイプの概要は下記の記事で紹介しています。
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-07-02


下写真は今回のミーティングに参加された ”SJR-S”
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 下の写真は 「JAGUAR The Classic Marque」 Steve Kennedy著 から転載させて頂きました。
この本は英語版ですが、1921年のサイドカーの時代から1996年頃迄の各車種を細かく紹介していて写真を見るだけでも参考になるいい本です。 写真が多く、厚さ3cmもあります。
 ただ残念ながら今は国内では買える所が少ない様で下記に問い合わせしてみるか、海外の販売店をnet検索してみる必要があるかも。
http://majestic-jaguar.jp/?eid=185


 XJ-Sは発売当時、全て 5.3リットル V12(V型12気筒)エンジンで、285馬力,ボディはEタイプより20cmも長い 4.88m であった。
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 その後1983年にオープンカーで直列6気筒3.6リットルエンジンを積んだXJ-SCが加わった。

 更に1989年、エンジンを強化し 6.0リットルV12 318馬力の ”XJR-S” が加わった。

 1992年にはボディのマイナーチエンジを行いリアーコーナーウインドーやリアーのテールランプまわり等の変更を行い、エンジンも 直6 4.0と V12 6.0リットルとなった。
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 で、XJ-S型はトータル115,413台を生産し、1996年4月に生産を終了した。
何と21年間フルモデルチエンジをせず生産した事になります。
Eタイプも1961年から15年間生産しており、EタイプとXJ-Sは今でもほとんどの部品が入手出来ます。


 国内メーカーは、ころころモデルチエンジし、部品管理をしきれず早く部品供給を打ち切ってしまう。
 「頻繁に出る目先の変わった(新しい)車」 が良いのか それとも購入後 「何時迄も部品供給され安心して長く乗れる」 どちらが良いだろうか? 勿論私は後者です!!!



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ポケバイのホイールメンテ

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 先日、私のポケバイのエンジンを作っておられた 「日工タナカエンジニアリング」(旧タナカ工業㈱)の方と電話で話しをする機会がありました。

 その方によると、既に「日工タナカエンジニアリング」には製造履歴は無く、彼の記憶では私のポケバイは 「昭和40年代中頃迄に作られた輸出を主体としたエンジン」 との事。

と言う事は約45年前のポケバイであろう。 これ以上の履歴を探す事は無理かも。 


 本題に戻って、今回はホイールのメンテです。
下写真でも分ります様にアルミのホイールは汚れ、腐食しています。 タイヤも産業用の物です。

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 で、分解は、フレームからホイールを外し、ホイールのボルト3本を外した所ホイールが中央からふたつに分割に出来た。 タイヤはチューブ付きです。

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 メンテは、ガラスビーズを使ったサンドブラストで汚れとアルミの腐食を落し、ホイールのリム相当部分のみサンドペーパーでポリッシュ。 ポリッシュ以外の部分に白の下塗りをし、最後にキャラメルゴールドを塗装して完了。
 ビックリする程ハデハデになってしまった。
(本当は一般のゴールドメタリックで仕上げたかったのですが、色の濃いゴールドをと思うあまり間違えてキャラメルゴールドを買ってしまった。)
ガラスビーズのサンドブラストトライアル記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-06-17


写真の右2個がフロント用,左1個がリアー用

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ホイールのベアリングは ”機械部品.com” からステアリング用ベアリングと共に購入し、交換。

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そしてポケバイ用タイヤも購入

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 下写真が組立て完了のホイール     やっぱり、ハデハデの様だ!!!

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ポケバイの組立て

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 先日、ポケバイ用部品の亜鉛メッキが出来上がってきましたので、一部の組立てを行いました。


下写真が今回の組立て完了部分

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下写真がメンテを始める前の状況ですから相当綺麗になりました。 ディスプレイにも堪えるかも。

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 組立ては、 
リアーホイールにチエン用スプロケットや自作のブレーキローターを組付けて、黒色カチオン塗装のフレームにリアーホイールを組付けました。

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 エンジンを組付けて、

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 で、今回のポケバイ メンテで最大の難関、ギアボックスに付いているフロントスプロケットを固定するシャフトのネジです。
 逆ネジ(左ネジ)とは知らず右ネジのつもりで緩めようとしてナットをだめにしてしまいました。 ネジサイズは M7 ピッチ 1.0mm の逆ネジです。 今時こんなネジは日本の何処にもないでしょうね!!!

 と言う事で日工タナカエンジニアリングさんに(M7のナットがあればとの下心を持って)相談、スプロケットはテーパーかん合の為 M6 ピッチ1.0 mmの普通の右ネジにする事にしました。
(テーパーかん合ですとスプロケットがテーパーに食い付き、エンジンの力はテーパーかん合部分が受けて、M6ネジでも空回りや外れる事は無いだろうと判断。)

 ただ、ネジサイズを一段小さくした事もありネジ精度だけはきちんと確保しておこうと、アルバイト先の機械加工のプロにネジ切りをお願いしました。 「Mさん有難うございます」です。

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 で、ギアーボックスを再度組み直して、M6のナットはステンレスにし一段強度を上げ、やっとチエンを張る事が出来、最初の写真の様になりました。
 チエンのたるみは10mm。 一般のバイクが20~30mmだから多分張り過ぎ。 動くようになってからもう一度調整しようと思います。

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 今回の組立てはここ迄で、フロント部分は、ホークやハンドル部分をニッケルクロームメッキに出しており、まだ出来上がってきません。 当分待ちかな???

 

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ふたたび動き出した39歳の時計 (セイコーグランドクオーツ)

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 39年前の夏、横浜のデパートで購入し、約5年前に止まってしまった私の腕時計。

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 何とか動く様にと街の中心部の時計屋さんに相談するも 「部品もなく無理!」 との事。

 で、ネット検索し、クラシック時計の専門工房 吉祥寺の 「パスタイム」 に出向き相談するも 「電気仕掛けの時計は取り扱っていない」 との事。 で、セイコーを紹介されました。
 パスタイム訪問時の記事   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2012-09-02
 パスタイムのホームページ  http://www.antique-pastime.com/

 東京、丸の内の セイコーの修理工房に伺うも 「内部の錆がひどく、電気部品もなくオーバーホールは出来ない!」 との事。






 万策尽きたかと思い半年強





 で、ふと思い出した近所の極普通の戸建て住宅にかかっていた看板。 小さな古くなった看板に 「時計の電池を交換します 元セイコー社員」。

 だめもとと思い、伺いオーバーホールの相談をした所、奥さんに2階の作業場に案内され、

 奥さんが小さな機器を持ちだして来て点検、
 「クオーツは大丈夫ですね!」

 更に分解し、機械部分を見て
 奥さん、 〇〇スーパーさんの時計屋さんに修理に出しましたか?
 私  「はい もう20年以上前に多分2回位。 汗か水が入りガラスが曇ったので。」
 奥さん、 「〇〇スーパーさんのオーバーホールはうちがやっていたんです。」
       「うちで修理したマークが残っています。」
 (〇〇スーパーさんはメーカーに依頼すると言っていたが、実際はここだったのだ。)

 で、奥さん 「錆びていますね。 やってみますが、部品が無いので動くかは分りません。」
 私、小さな旋盤の様な機械をみて、 「部品がなければ作ってでも、お願いします!!!」
 奥さん
 「部品が小さすぎて作るのは無理でしょう。 ともかく職人さんが来たらお願いしてみます」 との事。
 (ご主人さんが本職ですが体調が悪く、知り合いの職人に手伝ってもらっているとの事。)




 待つ事3週間。
 娘が 「時計屋さんから電話があったよ。 終わったって!」



 よかったァ~~~
 動いています。  やったァ~~~!!!

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 で、どの位の市場価値があるのかネット検索してみた。

 結果 「クオーツ時計は骨董としては価値 ”0” 」 だそうです。
 又、オークションや中古時計屋さんでの価格は 2000円代~3万円位。  思ったより安い。 

 あらためてパスタイムさんの機械式時計の販売価格を見てみたら、1800年代の時計ですら安い物は数十万円。 時計の世界では40年位では骨董の分野に入らない様だ!

 と言う事で、「私のサラリーマン時代、長い間 時を刻んでくれた大事な時計」 と言うだけの価値の様だ。 市場価値はともかく、やっぱり外装も綺麗にして私の勝負服ならぬ ”勝負時計” として大事にして行きたい。


 それにしても私の手のしわ・皮膚の張り、自分では若いと思っていたが 写真にして客観的に見ると ”まさにお年寄りの手”。 見たくない物を見てしまった。
まだ動いているうちにレストアは出来ないものだろうか???!!!



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子供と親とマシーンのワンダーランド 中井インターサーキットに行ってきました

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 ポケバイの組立ても佳境に入った所で、ブレーキのホイールシリンダーからの液漏れを発見してしまった。

 もう10年か20年全く動かしていないので、ホイールシリンダー内部が腐食し漏れても不思議ではない。 むしろマスターシリンダーの内部が非常に綺麗だった事の方が不思議かも。

 ネット検索をしたがポケバイの油圧ブレーキは全く見つからず、何か手掛かりは無いかと中井インターサーキットに行ってきました。
 中井サーキットのホームページ http://www.kidsracing.info/index.html


 中井サーキットには、ポケバイ・カートにミニバイク等が多数来場しており、親に付き添われた子供達が元気に走らせたり、子供たち同士で遊んだりと ”子供と親とマシーンのワンダーランド” その物。

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 30度を超える暑さの中 ”革の長そでのつなぎを着て” 走る姿は楽しさと ”より早く” に挑戦するする姿になんとなく ワクワクドキドキ してしまいました。

 とは言え、さすがに私の様なジジイはおりませんで、「異端爺」 だったと思う!
ましてや ”ふる~いポケバイ” を持参していたので、子供の車を整備していた親達も見に来て 「懐かしい」 「こんなポケバイもあったんだ」 「オー!オイルブレーキだ」 等々。

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 で、現在のポケバイやカートはワイヤー式で、しかも私のブレーキの会社は既に無くなっているとの事で、残念ながら修理をする為の有力な情報は得られませんでした。
今後は、中華ポケバイ(6インチタイヤ車両)の部品を購入して何とか工夫してみたいと思います。

それにしても現在のポケバイはメカ満載でカッコいい!

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ポケバイの組立て その2

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 先日ポケバイのフロントフォークとハンドルのクロームメッキが完成してきましたので、早速組立てを再開。

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 で、現在迄の完成状況
燃料タンクはこのポケバイの物とは違う様で、中井サーキットで他のポケバイを見たり、ホームセンターで耕運機等のタンクを見ましたが妥当な物が無く、当初から付いていた物を同じ様に取り付けました。

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メンテ前の燃料タンク
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 今回の組立てはフロントフォークとハンドル回りで、特に気を使ったのはタイヤを産業用からポケバイのレース用に変更した事で、タイヤが大幅に太くなってしまいました。
 その為、タイヤがフロントフォークに当らない様に、ホイール取付け部にワッシャーを2枚(左右各1枚)追加し、更にタイヤの振れを小さくしようとフロントホイールを組み直したりして何とか完成しました。
(私のポケバイはポケバイと言う物が生まれた当初の物の様で、多分、ホイールやブレーキ等は当時産業用やバイク用等で市販されていた部品を組み合わせて作ったのだろう。 特にホイールは”台車用では”と思う程精度が悪かった。)

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