MG ミゼットはフロアー下面の汚れを綺麗にしようと、シンナーとクレのブレークリーンで清掃してきましたが、リアーアクスルの上やガソリンタンクの付いている所は、これらを外さないと清掃できませんし、袋状だったりして清掃後の塗装も出来ない部分が多々ありました。
そこで今回は、前回のマフラーに続いてリアーアクスルを降ろしました。
下写真がリアーアクスル周りの状況です。
(これ、降ろしたくなかったんだよねェ! ブレーキのエアー抜き等をしなければならないので。)

最初に、タイヤに車の自重をかけた状態で、バンド型のリバウンドストパーを外します。
次に、リアーアクスルのデフの部分にジャッキをかけてリアーアクスルを持ち上げ、半楕円のリーフスプリング取付け部にウマを掛け、タイヤを外しました。
(この状態で、少し前に書いたブレーキの点検をしました。
https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2020-09-20)

既にリアーアクスルを降ろした後の写真ですが、ウマはスプリングの下の前側に。


次に、プロペラシャフトとデフの組付けを外し、ハンドブレーキワイヤーを外し、レバー型のショックアブを外します。

続いて、左右のスプリングの後端のアイを締めているネジを弛め(外さない)、ラディアスアーム(アッパーリンク)の後端(アクスル側)も弛めます。
ここで、リアーアクスルの下にジャッキをかけて、スプリングやラディアスアームが外れた時に、アクスルが床に落ちない様にします。 私は下写真の様にバイク用ジャッキとパンタグラフ型ジャッキを掛けました。(ちょっと安定感には欠きます。)
バイク用ジャッキを掛けます。
(ジャッキの受け面が大きいのでデフも同時に受ける様にセットしました。)

反対側にはパンタグラフ型ジャッキだった。

最後に、スプリングのアイ部分やラディアスアーム(アッパーリンク)のボルトをアクスルから外し、ジャッキをゆっくり下げて、リアーアクスルを床までおろします。
そこで見えた物は、ニュージーランドの土が積もったリアーアクスルでした!!!!!
(フィジーの土も少し入っているのかなァ~~~)

で、スプリングやラディアスアーム(アッパーリンク)も外しました。

やっとリアーアクスルを降ろす事が出来ました。 ッと言うか、あ~ァ、降ろしちゃった! と言う感じです。
たかだかフロアー下面を掃除する為だったはずが、ついにリアーアクスルを降ろし、リアーアクスルの清掃・メンテそして再塗装と言う大仕事に入ってしまうのだろうなァ~~~
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